カテゴリは協業にも有効?
Objective-Cの言語仕様の一つであるカテゴリについてです。
カテゴリは実行時に動的にメソッドを追加できるという点でかなり使えそうなものではありますが、まだまだ経験の薄い私としてはそれほど必要性を感じてないところです。が、意外と便利に使えそうだと思ったケースがありますが、それは複数の人が並行して一つのクラスを作成する際です。例えば、同じクラスファイルを同時にいじっていると、いくらSVNやCSVなどバージョンコントロールシステムを使っていても、どうしても競合は起きたりしますね。でもそういう時にそのクラスを実現する機能の種類でカテゴリに分けるとそのような競合は避けられます。
これ、意外と使える特徴であると思います。もちろん、クラスそのものの観点ではなく、分業の観点でカテゴリを分けることには抵抗がある方もいるとは思いますが、それは開発がまとまった時点でまた一つのファイルにまとめるのは簡単に出来ますのであまり問題になりません。つまり、共同作業中の一時的なファイル分割のためにもカテゴリは有効に使えるのではないかと思ってみたりもします。
が、これって、実はこの世界では常識だったりするのでしょうかね?
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